●グルコサミンの消化吸収と過程

グルコサミン8
グルコサミンはアミノ酸と糖が結合してできた天然のアミノ糖になります。グルコサミンは体を形成する重要な栄養素の一つであり、特に軟骨細胞を活性化させる働きがあります。軟骨細胞は肘や膝などの関節部分に存在しており、関節を動かす時に骨と骨がすれないようにプロテクターのような役割を果たしてくれます。この軟骨成分がないと、歩いたり、走ったりする時に関節を動かしますが、骨が当たって痛みを感じるようになってしまい、思い通りに体を動かすことができなくなってしまうでしょう。特にグルコサミンは、年齢とともに減少すると言われており、そのため中高年になると膝が痛みだす人が増えてくるのです。いつまでも元気な体を維持するためには、グルコサミンは欠かせない物質になります。今回はこのグルコサミンが体内に摂取された時の消化吸収と過程に関してお話しましょう。

 

【グルコサミンはコンドロイチンやヒアルロン酸に比べると吸収されやすい?】

サプリメントなどで体外から摂取したグルコサミンは分子量が小さいので、経口服用しても効率良く吸収されると言われています。約26%が消化管から急速に消化吸収されて、服用30分以内には血液中でタンパク質と結合するでしょう。その後、肝臓や、関節組織などに移行していくと言われています。一方ヒアルロン酸やコンドロイチンはグルコサミンに比べると分子量が大きくなるので体外から摂取しても効率よく吸収できないケースが多いと言われています。そこでサプリメントに配合される場合には、できるだけ効率よく吸収できるように、分子量が小さく製造されることが多いでしょう。

 

【サプリメントに配合されているグルコサミンはカニやエビの甲殻類由来のものが多い】

膝や肘などの関節の痛みに効果があるグルコサミンサプリメントを飲んでいる人は非常に多いですが、そのサプリメントに配合されているグルコサミンの多くは、天然物であるカニやエビの甲殻からとられるキチンと呼ばれる物質を加水分解処理して得ているものがほとんどです。白色の結晶をしている栄養素であり、天然由来の成分になるので、長期的に摂取していても副作用がなく、安全性が高いと言われています。また商品によっては消化吸収を高めるために、溶ける時間を早めるように開発したり、分子量を小さく配合したりする場合もあるでしょう。